- 野川染織工業株式会社は、今年、創業100周年を迎える伝統ある天然発酵建て藍染め製品メーカー。スクモから藍を建て、糸染め、機織、縫製までの一貫生産を手掛けている。現在の主力商品は剣道着だが、和様の生活着も展開している。
- 100周年を記念して、創業時の屋号「喜之助紺屋」をブランド化し、次の100年の事業の柱にしたいと考えている。
- 今回のプロジェクトでは、コンセプト企画、ブランド名、ロゴ、織ネームのデザイン、メイドインジャパンの異業種メーカーとのコラボレーション企画等をシナジープランニングがプロデュースしている。
- http://www.kinosukekouya.com/index.html
- 株式会社日本アパレルシステムサイエンスは、パターンメイキング、グレーディング等を業務とする東レの関連会社。これまでは、クライアント企業の注文通りにパターンメイキングやグレーディングを受注し、納品するという業態だったが、「自社のオリジナルパターンを作成し販売する」という新しいプロジェクトを推進している。
- 現在は、株式会社プレールとのコラボレーションにより、パターントレンドの紹介、トレンドに則したオリジナルパターンを解説するパターントレンドセミナーを試験的に開催している。
- シナジープランニングは、プロジェクト全体の調整、パターントレンドの方向性、セミナーの進行、パターン販売の助言等を行っている。
- 年二回のトレンドパターンセミナーを開催。
- 2017年より、中国アパレルへのパターン販売を開始。
- モラルテックス株式会社は、世界一のタオル作りを目指している。
- タオルに最適な綿花は「繊維が長くて太いカルフォルニア州のサンホーキンスバレーのピマとアケーラ」だが、カルフォルニアの綿花農家は灌漑用水の価格高騰、環境問題等から廃業の危機に瀕している。その中で、産学連携でサスティナブルな生産を目指しているのが、「サスティナブルコットンプロジェクト」であり、その手法で生産された綿花が「クリーナーコットン」である。
- その綿花を直接輸入し、国内の紡績で糸にして、国内タオルメーカーにOEM生産を依頼し、自前のショップで販売することを目指している。新ショップは、2017年秋にオープン予定である。
- このプロジェクトでは、私とパリのTSUTSU DESIGN STUDIOの佐々木勉氏が連携して、企画開発を進めている。